ばばばあちゃんは絵本の主人公です。作家&絵ともに、さとうわきこさんです。
現在は、ばばばあちゃんシリーズとして何冊も出版されています。
私が出会った時期は1990年代後半くらいかな?絵本選びとして、福音館書店の中から人気のモノを手にとっていた頃に出会いました。
その当時、絵本は1冊600円くらいしていました。高いですよね。(今は1000円以上しますね。やはり高価です。)
読んで私が楽しいとか何度も読みたいと思わなかったりしなければ、購入しても後悔すると思っていたので隣町の図書館でまず借りて2週間読むことにしていました。
好きだなと思っても直ぐには買えず(笑)、一度返却してまた会いたいと思ったら再度借りて、「ああ、やっぱり好きだな。ワクワクする。ずっと傍にいて欲しい。」と思ったら、よし!購入するぞと心に決めて、本屋さんに行って買うという私でした。
そんな課程を経て、「いそがしいよる」は我が家へやってきました。私の持っている本の殆どは、そんな感じで長い時間をかけて、やってきました。
我が家に来てから、25年以上経ち絵本はボロボロです。私のため、3人の子のために頑張ってくれた証です。今月産まれる孫にも読み聞かせますよ。絵本は私の財産です。
ばばばあちゃんは一人暮らし。何歳くらいなのかな?ばあちゃんといっているけど、今の私くらいなのかも。夜空を見上げ星が綺麗な様子をみて、うちの中にいるのは勿体ないと外に出て行くのですが。この先は絵本を読んでみてください。
ばばばあちゃんは思い立ったら、すぐ行動する尊敬すべき人です。
自分の興味のために迷うことなく動くし、実に楽しそうなのです。
動物たちとも仲良しです。子供とも仲良し。一人暮らしだけど、一人ぽっちではありません。
アレ?大人の人間は登場しないかも。私の持っているシリーズでは大人が出てこないですね。今、気が付いたぁ~。
ばばばあちゃんの突飛で楽しい思考や行動は、私の幼い頃にあった自由と重なるのかな。
私は幼いころ、空想好きで行動派でした。
幼い頃の自由で社会のルールや周りの目を気にしない発想や行動は、年を重ねるに連れて親の監視下に置かれたり、学校の規則に縛れたりなど、環境によって削られてしまっていました。
私の親は、とにかく人の目を気にする人なので、自然と自分自身も嫌だと思いつつも身についてしまっていましたね。これって、今でも解けない呪縛ですね~。呪い?鎖?を1つずつ解いていきますよ。
ばばばあちゃんに惹かれ、読み続けたのには私の憧れがあったからですね。
夜空に美しい星を見つけたら、もっと近くで見たい、なんていう名の星か調べたい、一晩中見られるようにしたいと、出会った感動を大切に生きているばばばあちゃんが大好きです。
一日でも早く、ばばばあちゃんになろうと思います。
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