先週の週末に1泊で温泉旅行をしました。
息子は色々忙しいため、不参加でしたが他5名の家族旅行です。
2019年秋に長女の結婚式へ出向いた時以来の旅行です。旅は我慢の日々でしたね。
長女が妊娠9か月で産休に入り出産前に温泉でも入りに行こうか、お父さんも透析になる前にぷらっと行けるのが良いねなんて言う、私達親子の話を聞いて婿殿が手配をしてくれました。
感染対策を十分とりながら行ってみようと車で30分の温泉へ出かけてきたのです。
青空と爽やかな空気の中、初心者マークの次女の運転で出発進行です。
宿泊するのは、普段は縁がない「世界のヒルトンホテル」です。
県民割を利用すると、あら不思議。私達でも宿泊できる料金に。ありがとう、政治家の皆さん。
名のあるホテルなら、安心安全な感染対策を講じてくれているはずと選びました。
まず、ホテルへ行く道すがら各々が行きたい場所へ寄りました。
1か所目は私の希望の場所。3つ先の駅前にあるハンバーガー屋さん。顎関節が弱い私と二人の娘ですが、ギリギリ大丈夫な範囲の肉肉しいハンバーガーが食べたくて店をチョイスしました。
普段は外国人のお客さんが多いようですが、この日は日本人ライダーが数名とカップル1組しかおらず店内で食べることにしました。バンズは香ばしく、ハンバーグもベーコンもソースもメチャクチャ旨い。私はかぶりつけない大きさと判断し、ナイフとフォークで頂きました。店のオーナーさんが気さくで全てのお客さんとお話をしていたので、楽しい店でした。
2か所目は夫の希望で文豪の記念館。ここは子供達が小さな頃に何度か来ていた場所。記念館の周りの公園がとても美しいのです。鳥のさえずりが響きます。どこからかシャボン玉も飛んでいます。私もシャボン玉遊びの準備すれば良かったと後悔。
この地域のシンボル、大きな形の良い山が正面に見えます。山頂からすそ野へは流れる筋のような白い雪が見え、青い空と周りの新緑の木々とのコントラストが美しい。
白い2人乗りブランコに娘が並んで乗る姿は懐かしく、時の流れを感じました。幼い頃は長男と娘2人、3人がキャッキャッと乗っていたものです。あの頃は小っちゃな次女が落ちないように長女がしっかり抑えていました。今は大きなお腹のお姉ちゃんを気にかけている妹です。夫も笑顔で見つめていました。
文豪の記念館内で、名前は知らなかったけど有名な切り絵の作品を作っているデザイナーさんの特別展示がありました。色合いが柔らかで温かみのある作品が多く、夫と「いいね~。」と見ていると、経歴に私と夫が卒業した高校名がありました。先輩?しかも、私の所属していた部活の大先輩だったのです。「わぁ~。すごい。」記念に1枚作品が欲しいと思いましたが、高価で諦めました(笑)。
3か所目は道の駅。すごい人の数でした。サラッと見て明日帰りにまた寄ることにしました。ジェラート屋さんの店内でブラット・ピットに似た人に微笑まれたと次女が興奮していました。確かに素敵な外国人パパさんでした。
4か所目は婿殿が希望の蒸溜所。まだ新しい建物へ入ると、アルコールの香りと金色に輝く蒸溜機達が迎えてくれます。GINを製造してる、その場所には木を組んだ美しいバーカウンターと製品をとても大切にしている店員さんがいました。施設内は自然を取り入れた静かで整然とした気持ちの良い空間です。
燕三条の製品や和ろうそく、国産の桐箱入りの線香花火なども販売されていました。日本の職人さんの製品が美術品のように並んでいるのは美しいものですね。婿殿にGINの試飲を勧められましたが、その香りを吸っただけで体がワァ~っと熱くなり遠慮しました。婿殿は興味深そうに店員さんと話していました。
さあ、いよいよホテルへ向かいます。
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