2002年春、温泉旅行記 その2

最近のこと

ホテルにはチェックイン予定を少し過ぎた時間に到着。ロビーが広いせいか、薄暗いせいか私達以外のお客さんの姿が見えない。ゴールデンウィークが終わり、ゆとりがあるのかな。人が少ないのは有り難いです。

お部屋に入ると、窓の向こうに綺麗な稜線のお山がバーンと登場です。真下にはゴルフ場のコースがあります。綺麗だ~。心が洗われる。なんと美しい景色なんだと、部屋を選んでくれた娘夫婦に感謝。

しばし休憩をはさんで、夕食です。食事時間は予約制。夕食はビュフェです。私はコロナ禍になってから、ビュフェってどうなっているのかと不安を抱えていました。今回の温泉旅行の宿泊場所を考える時に部屋食ができる温泉宿にした方がいいかと悩みました。いくら一人一人が使い捨て手袋をしたからと言っても、マスク着用しているからと言っても本当に本当に大丈夫??こちらは妊婦と腎不全患者がいるんだからと。

ビュッフェ会場の様子を見るまで心配でした。他の家族は大丈夫だよ~と言っていたので、信用しなきゃと思っても、この目で確かめないと安心できんと思っていました。

結果、大丈夫、安心できました。とにかく、お料理をとる時や食事中にスタッフが見ているのです。チョットでも困っている様子があったりすると、後ろから即座に声がかかります。わぁ~、見ている。見られている。これは少し窮屈だけど、凄く安心と思いました。全てのお客さんにそうだからです。

そもそもヒルトンに泊まる人が不潔な迷惑行為などしないのか。でも、私達のような県民割を利用している平民もいるし。いや、辺りを見回してもヒルトン慣れしている人や、「いつもご利用ありがとうございます。」と言われている人が多いぞ。などと、頭の中で感染を恐れていたのは私だけのようで家族は楽しそう。

なんだか、安心して食事が進みました。どれを食べても美味しい。お腹いっぱい。

普段は食事後すぐに横になって眠ってしまう夫が、家族に長い時間付き合っているな、疲れていないのかなぁ~無理しているのかな~、でもこの時間を楽しみたいのかな~とまたアレコレ考えて夫の様子を伺っていました。

レストラン責任者の方が何度となく声をかけてくださる中で、その方が夫と同じ中学校出身と知りました。ビックリ。しかも義弟の部活後輩でした。御立派に活躍されている姿に感心してしまいました。

食事を終えて、温泉での入浴です。娘2人といそいそ出かけます。入浴も人数制限されているため、まずロビーに寄り、部屋番号と人数を申告します。おかげさまで、家族以外は2~3人しか見かけず感染対策の徹底ぶりに感服しました。大浴場はヒノキの香りが爽やかで、とても気持ちが良かったです。露天風呂は男湯からは山が良く見えたそうですが、女風呂は木々に遮られてか見えませんでした。それが少し残念。

そして夜。分かっていた筈なのに、案の定の出来事が。次女は私達と同室にしたのですが、お父さんのイビキと寝言がうるさくて眠れないと怒ってしまいました。私も一緒に温泉旅行へ行きたいと貴女が言った時に言ったでしょ。イビキがうるさいと思うよって。それなのに。プンプンされても困るなぁ。

翌朝は寝不足の次女がやや体調不良でスタートしましたが、帰りの道の可愛い雑貨屋さんに癒されて機嫌が上向きに体調も改善され、やれやれでした。

その後は芝桜の綺麗な場所で散歩して、娘の希望であった酒屋さんに寄り私が日本酒を購入し帰宅しました。

近場の、たった1泊の旅でしたが楽しくプレミアムな2日間でした。

来月になったら、もう一人家族が増えます。赤ちゃん連れだって、落ち着けば旅行は可能ですもんね。また違う旅ができるね、楽しみです。

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