今日も朝から頭痛です。気圧の変化によって頭痛がおきます。
このことに気づいたのは息子が教えてくれた頭痛アプリを知ってからです。大体、気圧の変化と頭痛が連動します。アプリを利用して頭痛に備えることが出来るようになりました。
息子よ。教えてくれて、ありがとう。(息子も頭痛持ちです。)
私は小学生の高学年から頭痛持ちです。
幼い頃は頭が痛いと言うと、こんな子供のうちから頭が痛いなんてと言われました。
当時はズキズキと病むことがあっても、薬も飲まず耐えるだけでした。
中学生になると激しい痛みの前にギラギラした光が見えることや、吐き気、眩暈、嘔吐などで数日動けないこともありました。今ならわかる、そうです。偏頭痛だったと思います。
歩行することも外に出ることもやっとなのに病院へ連れて行かれ、「なんともないですね。熱もないですし。」と言われ帰宅するのが辛かったのを覚えています。
その頃は偏頭痛という病名があったのかな。私はよくわからず、祖母が頭痛持ちだから私もそうなのかな…とボンヤリ思うだけでした。
祖母は本当に気の毒なほどの頭痛持ちでした。
今の世の中に生きていたら、頭痛に振り回されずに生きられたことでしょう。タイムマシーンがあったら偏頭痛の治療薬を持って行ってあげたい。
祖母は一度頭痛が起きたら、光のない真っ暗な部屋で音も嫌がり何日も横になっていました。
明るい所が苦手で、近眼で度の強いメガネの上から装着式のサングラスをしていました。
私を元気にデパートへ連れて行ってくれて、レストランで食事をすることもありましたが頭痛の時は別人のように暗闇に閉じこもっていました。
私はそんな祖母の姿を見ていたので、この私の頭痛は祖母の遺伝からくるのだと諦めていました。
鎮痛剤が市販薬となったのは、いつの頃でしょう。私の体も大きくなり飲むことが出来るようになりました。市販のノーシンという薬に出会ってからは、私も祖母も少し痛みから解放されたと思います。
様々な鎮痛剤を試し、つかず離れずの関係が現在まで続いています。
現在は昔のような強い痛みや吐いたり寝込むようなことはありません。
強い痛みとなる前に頭痛信号(痛み初めの視界のギラギラや頭の奥のビリビリ)があったら、すぐに痛み止めを飲んだりするようになりました。
最近、年齢を重ねるごとに頭痛だけではなく、肩こりや腰痛の時にも鎮痛剤を飲んでしまいます。
この数年、コロナウィルス感染症が流行り発熱が病気の指針となったり、数名の友人が更年期症状と思ってやり過ごしていた痛みや微熱などが大きな病気の症状だったりしました。
私は鎮痛剤を服用することで、症状の注意すべき信号をかき消してしまい、何でもないかのように生活してしまうかも知れない。これは怖いと思うようになってきたのです。
痛みや発熱には原因がある。こんな当たり前のことを忘れていました。自分の体には考え無しです。
日々の忙しい生活を送っていると「これくらいの痛みや微熱で休んでいられない。」と、近くにある鎮痛剤を何気なく飲んでしまいます。
鎮痛剤は解熱鎮痛剤なので勿論、熱も下がり痛みもなくなり体が普段通りに動きます。
私はコロナ禍では発熱が微熱であっても職場への報告義務があり、熱を下げる目的での使用はありません。私のような痛がりの鎮痛剤の常用者は、気を付けなければいけないなと思います。
今では痛みの原因も対処方法も研究されています。そして、アプリで予測もできます。
56才にして、ようやく反省。今後は、体の声を聞いて服用を判断することにします。
偏頭痛持ちの方や持病がある方は私とは全く別ですよ。
必ず医師の診断の元、指示通りに服用しお大事にしてくださいね。
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