末っ子が二十歳になりました。

その他

先月、次女が20歳になりました。

あっという間でした。つい、この間まで「お母さん、お母さん」とくっついて離れなかったのに。

あれ??まあ、今でも「お母さん、お母さん」と言ってはいます。幼い頃と距離感はちがうけれど。

私には三人子供がいます。一番上の息子と長女が2才違い、長女と次女は10才違いです。

息子と次女は12才違いで干支が一緒です。

息子は高校進学のために15才で家を離れたので、次女は兄の存在を実感できずに過ごしていたそうです。当時は3才ですから一緒に暮らしていた記憶がないようです。

兄のことは、たまにやって来る人という感じだったと言ってます。

なんじゃソレと思いますが。

長女も同様に15才で家を離れましたが、5才だったので姉のことはお姉ちゃんと認識していたようです。

20年、振り返ってみると育児って子ども一人一人違っていたなと思います。

三人とも親は私と夫なのに、全然違う親だったと思うのです。

息子の時は初めての子育てで、手探り状態でした。まして、精神の幼い私だったので本当に息子には迷惑で、申し訳のない母親だった思います。

いや、多分いまだに私は息子にとって頼りない、不安定な親だと思います。

息子の子育てを振り返り、例えるなら鬱蒼とした深い森を必死で息子の手をひいて歩いていると感じだったと思います。

いまも31歳の子を持つ親として、どうあるべきか初めて歩む道を進んでいると感じます。

立派な大人なんですけれど。それはそれで。

長女の子育ては、息子と歩いた道の跡を進みながら、前回よくなかった事を避けたり少し周りの景色を見たりする事ができている感じでした。

ただ2才違いの2人を育てているので、幼い長女へ充分な気配りなど出来ていなかったかもと思う。

長女は小さい頃から優しく、大人しく我慢する子供だったので、私が甘えていたのかもしれないと反省しています。もっと、声をかけたり抱きしめたりすれば良かったと思っています。

次女の時、三回目の子育ての森は道がしっかり付いていて、2人の子育てとはまるで景色が違いました。

違う道はどうなっているのかな~と寄り道してみたり、休んでみたりもできました。

赤ちゃんの時は上の二人が喜んで世話をしてくれたし、私自身の不安が少なかったと思います。

6才で夫の病気で寂しい思いを沢山させてしまったけど、家族みんなで育ててきたと想います。

次女は思春期には賢すぎる兄と姉を持ち、自分に自信が持てずにいました。

お兄ちゃんにもお姉ちゃんにもない素晴らしい才能があるのに。

今ではもう、自分の個性と特技をしっかり武器にして素敵な女性になってきました。

一人一人違っていて本当に楽しいし、三人とも優しい人になってくれました。

とても子供に恵まれていると思います。誰に感謝すればいいかな。ご先祖様かな?神様かな?出会った皆さんかな。家族や親戚のみんなかな?

三人が大きく羽を広げて、それぞれが行きたい所へ飛んで行けるように、私は死ぬまで応援し続けますよ。高く高く飛んでごらん!!やりたいことは全部やれるよ。何でもやってごらん!!

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