子育てを振り返る~その2。

その他

子供が産まれて、まずオモチャの選択があります。

思い返すとオモチャはあまり与えませんでした。

孫のためにオモチャを買いたいと言う私達の親には、庭にオルゴール付きブランコ、室内でのジャングルジムを、曾孫のために買いたいと言う私の祖父母にはブロックをと、こちらの指定したモノをお願いしました。今考えると、面倒で可愛げのない私(笑)。

顔をみる度に何かを買い与えたいと言ってくるため(オモチャだけでなく、お菓子など含め)、非常に困ることが度々ありました。子供の成長に必要と思えるものだけにしたかったのです。

オモチャはクリスマスと誕生日だけにして欲しいとお願いしました。

昔の(昭和初期の)育児を平然と押し付けてくる皆さんにご理解頂けるように、育児新聞も手作りで書きあげて郵送し、息子の成長や育児の考え方を伝えてみたりもしました。

やんわりと、私達の子育てを応援いただく事をお願いしていました。

そんな私ですが、英語教材(約50万円)を購入したことがあります。息子がお座りした頃でしょうか。

完全にオモチャの一つです。私と夫は高校時代に全く英語ができず、大変苦労をしました。

そんな経験があり、0才からの英語教育に興味を持ってしまいました。

教材はカラフルな絵本、ネイティブな英語がカセットテープ(歌)とビデオ(映像)で聞き流せ、実際に出演しているネイティブの先生と電話できたり、会うことができるという当時は画期的な教材でした。勿論、現在も非常に人気があるようです。

息子が4歳、長女が2歳の頃はその教材を使用して英語を学べる教室にも通いました。

息子と長女は発音がとても綺麗で、英語の歌を何曲も歌うことができ、極たまに見かける外国の方と臆することなく話しかけることもありました。(今では多くの外国人を見かけますが、約25年前にはあまり見かけることがなかったのです。)

英語が話せるようになるか、ならないかということはさて置き、この教材は学習することにおいて私に大きな学びを与えてくれたと思っています。

学びは楽しくなければ身につかないこと、やらされていては楽しくない。楽しいから学びたい。ということが学習なんだと教えてくれました。

この教材は大変高価でしたが、子供の教材ではなく私の教材でもあったと思っています。

教材を通して出会った友人や先生達に感謝しています。

教材つながりで話すと、ベネッセの「しまじろう」とも長い付き合いでした。

息子と長女は年中さん~高校3年生まで、次女は中学生までの20年以上ものお付き合いでした。わぁ~。幼い頃はしまじろうと仲間たちと、生活や社会のルールなど学んでいました。

教材ではないけれど、テレビではNHK教育番組はよく見ていました。生き物大好き、作って遊ぼうとか。今もNHKはとても良質な子供番組が多く、時折みては感心しています。つづく。

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