今日、2022年6月15日に娘が無事出産しました。嬉しいです。女の子です。
予定日より16日早く産まれましたが、体重は3100gで身長49cmと大変ベストサイズな赤ちゃんです。
コロナ禍により立ちあい分娩はもちろん、家族は誰も病棟にすら行くこともできないため1人で初めてのお産に立ち向かいました。偉かったな~、よく乗り切りました。
私の初産の時は子宮口が硬いし、破水も自然とおこらず、陣痛がきてから20時間以上経過し、しかも微弱陣痛のためにどのタイミングでいきむのか全く分からず、お腹の上に助産婦がまたがり子宮底を押され、吸引分娩となる大掛かりなモノでした。
ヘトヘト過ぎた経験があったので、娘にも初産は時間がかかる人が多いよ。お母さんがそうだったから、あなたもそうかもしれないね~なんて言っていました。
昨日は婿殿が3泊4日の出張で、娘が一人になるため実家へ来ていなさいなと車で迎えに行きました。
出産は娘の住む街でする予定。昨日午前中に妊婦健診へ行き、「順調です。少し赤ちゃんの頭が下がってきていますよ。」と言われ、予定日まで余裕があると思い連れてきました。
普通に夕食を食べて、娘は食べ過ぎたと言いながら眠りにつきました。
夜中に何度もトイレに通っている様子はボンヤリ感じつつ寝ていました。
私の部屋に娘がやって来たのです。
「少し下痢をしていて、その後からもお腹が痛いんだよね。痛みの間隔を測ってみたら10分間隔なの。これって陣痛かな?前駆陣痛かな~?どう思う?」と。
これが朝3時半すぎ。落ち着いた様子で、私の机の椅子に座って尋ねます。
寝起きの私は夜中だし10分間隔だし初産だしと思い、まず朝まで様子みて良いのではと結論を出しました。
朝7時頃に起きてきた娘は痛みの間隔が9分で規則的というため、まず朝ご飯を食べてから外来が開く時間まで待って電話連絡することにしました。
食事中も来る痛みを呼吸で逃がしながら、落ち着いている娘。
こんなにも本物の陣痛を初産なのに落ち着いて対処できるものかな~と思いながら、とにかく病院へ電話すると診察に来てくださいと言われるので私も落ち着いて準備を始める。
今朝,出張のため飛行機に乗っている婿殿に連絡。突然の事に婿殿も驚いていました。
やはり、すぐに来てくださいと病院から言われ、夫の運転で車で1時間半かけ受診。
これは前駆陣痛ですね、自宅へ帰って様子みていいですよ~と言われる可能性が高いと思っていたのですが、なんと?!
子宮口が8センチ開いていたのです。びっくり!!
すぐさま、娘は車椅子に乗せられアレヨアレヨという間に病棟へ連れて行かれました。
それが12時過ぎ。和痛分娩を希望していたので、麻酔で何かあっても大変だと思い産まれるまで病院近くで待機していました。娘の家の鍵を預かることもせず、入院してしまったので病院の駐車場や近くの本屋さんなどで気を紛らわせ過ごしていました。
そして16時43分、出産の知らせが入りました。夫とケーズデンキにいる時です。
嬉しかった。赤ちゃんの真っ赤なまん丸な姿を見て、ウルウルしました。
そして強く思ったのです。
昨日の夜はピンク色に近い大きな満月が出ていました。ハッとするほど、綺麗だったのです。
満月は潮の満ち引きに関係するため、人の生死にも関わると聞いたことがあるのです。
私の父が亡くなった日も大きな満月の夜でした。
満月と父と赤ちゃんが私の中で繋がりました。
娘も赤ちゃんも無事にお産を終えられて良かった。親の体験とか、体質とか関係なくて良かった。
スムーズなお産でよかった。娘が知識を持って落ち着いていてくれて良かった。
おめでとう。
婿殿の家族の皆さん、私達家族を支えてくれている皆さん、ありがとう。
何だか、柄にもなく全ての事に感謝な気持ちです。
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