TV番組で博士級の探求心を持つ子供達を紹介する番組があります。
子供達が生き生きと、興味のあることや大好き過ぎて深堀りしていることを、クイズ形式で色々な知識を伝えてくれるのです。
私はその番組がものすごく好きです。夫と「すごいね~。可愛い子だね。」といつも楽しんでいます。
子供達の豊かな感性や興味あることを突き詰める楽しさが伝わって、可愛らしくてホッコリします。
子供の個性を伸ばして、応援している親御さんも立派だなぁ~と感心して観ています。
今は英語、プログラミング、お金の教育など、つい最近までなかった教科があるんですね。羨ましい。
小学生の英語の学習が始まったのは、2011年からとか。(以前は5年生から学習スタートでした。今年からは3年生から始まるそうです。)
次女が5年生の時には既に、我が町にもカナダから子供達にネイティブな英語を教えに先生が来てくれていたんです。とても嬉しかったです。
英語が話せるというのは、すごいことじゃないですか。
世界中に住む多くの人と話せるんですから。
中学で英語の先生にデコピンされながら、単語を覚え(させられ)た記憶が抜けきらず、英語は常に苦手教科の1位だった私。(記憶の中の自分は被害者。いや、多くの友人も同じ目にあっていた。)
そのせいだけではないけれど、英語が頭に入らない。(努力していないからだと息子の声が聞こえてきそう。)
そんな私ですが、文法より何よりも、話せる事が1番大切なんだと思っていたんです。
当時、次女の通う小学校のカナダ人のP先生は息子より1つ年上で、日本語が流暢で笑顔が可愛い男の先生でした。
慣れない日本のこんな田舎へよくぞ、いらしてくださいましたと感謝しかありませんでした。
長女がスペインへ短期留学していた頃に、ホームスティ先の婦人にとても親切にしていただいた事もあり、ここは親切返しをP先生へしようと私は思いました。
聞けば、我が家の子供達と同じく剣道をカナダでやっていたというではありませんか。
これはもう、仲良くなる運命としか思えません。
勇気を出して声をかけ(日本語で)自宅での食事に誘って、カナダの話やなぜ日本で英語を教えることになったのかなど聞きました。ごく普通の食事を家族と一緒に食べました。
それからは時々、一緒にご飯を食べて遊んで田舎の暮らしを楽しんでもらえるよう仲良くして過ごしました。ほぼ、家族の一員みたいな存在でした。
次女はP先生から日常英会話を聞き、P先生は次女から日本の細かなしきたり?など聞き、共に学んでいました。時には私も一緒に小学生が楽しく英語に触れ合う方法を考えてみたりしました。
P先生と同じように、近隣の町で海外から小中学校へ英語を教えるために滞在している先生達がいて、P先生を通してイギリス人のR先生、ギリシャ人のM先生とも仲良しになりました。
あのころは、気軽にみんなで何にもない日も、特別な日も集まってお茶を飲んだり、ご飯を食べました。
楽しい日々でした。一定の期間で新たな先生と交代され、娘が中学卒業まで色々な先生と交流がありました。任期が終了後も私はP先生とS先生とは今でも時々連絡をとっています。
現在も我が町に海外からの先生がいるのでしょうね、コロナ禍で寂しくないといいな。
海外からの先生達のおかげで、次女は英語を話すことが得意です。遊んでいるうちに英語が身についたという感じでした。
有難いことです。
ちなみに、英語を話せるのですが英語のテストは苦戦していました。試験とか入試とか。
娘の傍にいた英語を話す人達が、「話せることが大事だ。テストができても話せない人は意味がない。」と言っていたからですね。チョット、大変そうだったのは間違いないです。
学習とか勉強というと頑張るイメージですが、楽しんでやっていたら出来ていたっていうのが小学生にはいいですね。
小学生と一緒にプログラミングとか、お金の勉強とか、私も学んでみたいなぁ~。
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